
こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- よくある退職理由
- 退職の伝え方
- 円満退職するポイント
この記事を読めば、上手な退職の伝え方がわかり円満に退職をすることができるようになるでしょう。
では早速みていきましょう。
もくじ
よくある退職理由
主に次のような理由があります。
- 結婚するため
- 出産・育児のため
- 体調不良
- 人間関係・労働環境が良くない
- 他の職場で働いてみたい
みんな生活のためやスキルアップ、体調管理のために退職を決めているようですね。
ただ、それを理由にできるものと素直に言えないような理由のものもあります。
それぞれ、どんな風に伝えれば上手くいくのか解説していきます。
上手な退職理由の伝え方・例文
理由はどうあれ上手くいくかどうかは伝え方で決まります。
ネガティブな理由であっても、言い方一つで伝わり方が違ってきますからね。
パターン1. 結婚
結婚での退職は伝えやすく理解も得られやすい理由の1つですね。
結婚後も仕事はできるといえばできますが、辞めたい意思が強いならその思いをしっかりと伝えましょう。
例文
このたび結婚することになりました。
誠に申し訳ないのですが、この結婚を機に退職させていただきたいと考えています。
退職日についてはまた改めて相談させて頂けたらと思います。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
伝える時のポイント
- 結婚が決まったらすぐに報告
- 退職することをはっきりと伝える
パターン2. 出産・育児
これも伝えやすい理由ですね。
正当な理由なので素直に伝えればOKです。
例文(出産)
●月に出産する予定になりました。
出産に備えて●月いっぱいで退職させていただきたいと考えています。
お忙しいときに申し訳ありませんがよろしくお願いします。
例文(育児)
仕事と育児の両立が難しく、家族で話し合った結果育児に専念していくことに決まりました。
急な報告で申し訳ありませんが●月で退職させていただきたいと考えています。
よろしくお願いします。
伝える時のポイント
- 出産の場合、状態により退職時期が早まることも伝える
- 育児の場合、家族間で話し合って決めたと伝えると受け入れられやすい
パターン3. 体調不良
体調不良の場合は、傍から見ていてもわかります。
辞めたい一心で嘘の理由は言わないようにしましょう。
正直に伝えて大丈夫です。
例文
以前よりも体調不良が続くようになり、業務に支障をきたしてしまってます。
今の状態では仕事を続けることが難しいと判断しました。
治療に専念していきたいので、退職させていただきたいと思っています。
伝える時のポイント
- 症状が出ている時は事前に知らせておくと良い
- 診断書がある場合は合わせて提出する
パターン4. 人間関係・労働環境が良くない
このような職場にとってネガティブ気味な理由は正直に伝えない方が良いでしょう。
柔らかい言い回しで退職を伝えていきましょう。

例文
看護師の業務をしていく中で、●●の分野に興味を持つようになりました。
看護師として視野を広げるためにも、そこに挑戦したいという気持ちが強くなってきたので退職させていただきたいと思っています。
伝える時のポイント
- 絶対に素直に話さない
- ポジティブな理由に置き換えて
パターン5. 他分野への興味
率直な思いを伝えれば大丈夫でしょう。
ただ、今の病院でできそうなことであれば引き止められる可能性があるので注意。
例文
以前から●●の分野に興味を持っていました。
何度も考えましたが、やっぱり諦めきれずその分野で働きたいという思いが強くあるので退職させていただきたいと考えてます。
ここでの経験を活かして頑張っていきたいと思っています。
伝える時のポイント
- 感謝の気持ちを伝える
- ここではできない仕事であると伝える
誰にいつ伝えればいい?
退職の3か月前に師長に伝えましょう。
間違ってもいきなり看護部長に伝えないようにしましょう。
師長のメンツを潰すことになってしまい退職まで気まずい感じになってしまいます。

円満退職するポイント
もう辞めるからゴタゴタしてもいいやってことはないです。
次の転職へのモチベーションにも繋がるし、円満退職するのに越したことはありません。
次のポイントを参考に円満退職を目指しましょう。
退職の意思は早めに伝える
職場の規定にもよりますが、一般的には3ヶ月前に伝えておくのがベストです。
以下の理由で、退職希望の直前で伝えても通らないこともあります。
- 人員確保ができない
- シフトの調整ができない
- 引継ぎができていない etc
師長の準備期間を考えて早めに伝えると迷惑をかけることなく退職できます。
さらに、他にも同時期に退職希望者がいる場合も考えると早めに伝えておいたほうが無難ですね。

師長に直接伝える
メールや手紙じゃなくて対面で伝えましょう。
メールや手紙だと受け取ってないとかトラブルの原因になります。
大事なことなので、直接伝えて不要なトラブルはなくしましょう。
ポジティブに伝える
ネガティブな退職理由はポジティブに言い換えて伝えましょう。
ネガティブだとイメージも良くないし、円満退職には程遠いですよね。
不満を伝えるのではなく前向きに退職で円満に。

他に、退職について少しでも不安がある人は転職サイトのアドバイザーに相談してみるといいでしょう。
専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
引き止められないために
看護師業界は人手不足なので辞めてほしくないというのが現状。
引き止められるのは覚悟の上。
それでもなるべく引き止められないように徹底してほしいことがあります。
それは、曖昧な態度は取らないこと。
これを見せてしまうと、引き止めれば辞めないでくれるんじゃないかと思わせてしまいます。
曖昧な態度は決してとってはいけません。
決意は固いことを見せつけましょう。
まとめ : 退職希望は早めに師長に伝える!円満退職で次の転職に繋げよう
退職はどうしても言いづらさがあります。
でも先延ばしにするほど、厄介になってきます。
今だ!と決断したときに伝えちゃいましょう。
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